こんな症状の方が来院されています
姿勢
根本治療で痛みとサヨナラ」「骨盤矯正で歪(ゆが)みを治す」「猫背の姿勢改善」「1度の施術で結果を出します」を掲げている治療院や整体院はとても多いです。
とても素晴らしい理念、治療、指導をされている院や施術家もいますがそうではない方もいます。いくつか注意するポイントがあります。
- 根本治療
- 姿勢改善
- 歪み
これらの定義を明確にすることや、現在の状態を可視化することがとても大切であると私自身が考えているからです。
根本治療とは痛みが無くなることをいうのでしょうか?
姿勢が悪くても症状が無ければ問題無いのでは??
症状があっても外見上は姿勢が綺麗な場合は???
当院の考えとしては痛みやシビレの症状は問題箇所を特定するうえでのとても大切な情報です。それらの情報を収集しながら各種検査やレントゲン分析結果と照らし合わせます。症状ばかりに集中すると全体像を把握することが出来ないからです。そして「原因はレントゲンや画像には映らないことがほとんど」と主張している治療院をよく目にします。しかしながら画像検査の良い点は原因を探し出す一助となることと施術をする際の重要な指針となることです。 「背骨は横から見た場合はS字のカーブがあれば良いんだって」 「モデルさんやバレリーナは姿勢が良いなぁ」と思ったり聞いたりしたことはありませんか? しかしS字のカーブは条件があります。【立った状態】のときです。座っている時、かがんでいる時は異なります。 そしてモデルやバレリーナの方は首や腰のカーブが少なく、身体への負担がかかっているケースが非常に多いことも特徴的です。
特徴的なことは症状が現れずに進行するケースがあります。むしろ側弯やストレートネック等は症状が表面化しないことが多いです。
- 柔軟性や動きの制限
- 痛み等の症状を伴う
- 両耳や両肩の高さに左右差がある
- 症状がないが時々表面化する 時間差で現れる
- 自分の理想の体型や動きに対して差がある
【骨のズレ】と説明する整体師や日本のカイロプラクティックがいます。カイロプラクティックは【骨のズレ】を治す・矯正することを目的としておりません。神経障害がある場所を施術していきます。そしてそれらの箇所は動きや柔軟性に制限を伴うことが多いです。
当院では詳細な検査を行います。
インタビューシートを用いたカウンセリング、姿勢検査、可動域検査、整形外科テスト、神経検査に加えてレントゲン分析を行います。
当院のレントゲン分析ソフトは一般的な分析法である骨折や椎間板ヘルニアを見分けることではなく、理想的な状態を示しながら現状を可視化することができます。0.01°、0.01㎜単位で計測することにより身体の設計図を示します。そして深さや角度を計算したうえで施術法も細かく決定します。
レントゲン、CTやMRIが全てを映し出すわけではありません。しかしながら服の上や肌の上からでは見えない状態をかなりの高精度で可視化することができます。それらに加えて視診、触診、動きの検査等を加えることで問題箇所と問題の性質の特定を図ります。そして施術だけではなくおひとりおひとりにあったアドバイスを行います。その中でも運動はとても効果的で大切です。ヨガやストレッチ、有酸素運動を取り入れることも動くことが少なくなった現代社会においては重要です。