こんな症状の方が来院されています

私は中学生の時に腰の椎間板ヘルニアを経験しました。お尻から左足首にかけて激痛を伴い、痛み止めを毎日服用していました。登校する前に階段に座った状態で母親に靴下を履かせてもらっていました。財布の中には小指大の座薬を持ち歩いていたほどです。せきやくしゃみをする際は激痛を伴うので太ももの皮膚をつねりながら出ないように気を紛らわしていました。地元の整形外科、総合病院、大阪の専門クリニックに通院していました。レントゲンやMRI画像で首や腰に椎間板のスペースの減少が認められたとしても必ず症状があるとは限りません。

椎間板小さくなる

関節の間のスペースが狭くなる

その隙間を通っている神経を圧迫する

坐骨神経痛等の症状が現れる


このように医師や専門家から診断・説明されたことはありませんか? 必ずしもこのようなメカニズムではないことが明らかになっています。症状を訴えない成人の中でも2割以上の確率で椎間板ヘルニアまたは隙間の減少がCTスキャンで確認されています。そして手術を受けた場合とカイロプラクティックや他の保存療法を受けた後の追跡調査でも大きな違いを認められませんでした。

  つまり椎間板ヘルニア、椎間板減少の多くは痛みと直接的な関係を認められないということです。


症状

ひとつめは【症状にはムラがある】ということです。  1日の中でも痛い時と痛くない時があり、数日や1週間を通して経過観察を行うと 【特定の動作·一定の時間】に症状が現れたり、増したりします。整形外科や一般的に説明されている【神経を圧迫して~】では説明できない症例は多々あります。そしてレントゲンやMRIの画像検査により椎間板ヘルニアだと診断されても症状が出ない、軽微なことも多いです。そして症状に波があるということです。

  次に【問題箇所と症状が出る箇所が異なる】ということです。 腰の下に問題があっても太ももやふくらはぎに痛みやシビレがある、足に力が入らなくなる場合が多いです。私が経験した椎間板ヘルニアの症状は左のお尻の下から左足のかかとまでに痛みやシビレがありました。

【頸椎ヘルニア】 首の下、肩から上腕、肘から前腕、指や手先にしびれや違和感が出ることがあります。自分の頭が重く感じて、寄りかかりたくなる衝動にかられることもあります。

【腰椎ヘルニア】 坐骨神経痛、地面をうまく蹴ることが出来ない、お尻を突き出して立つ・歩く、腰の痛みやシビレ、車や椅子から立ち上がる時に腰が伸びきらない、咳やクシャミで痛みを伴う、太ももやふくらはぎに違和感が出る



原因

「あなたは椎間板ヘルニアです」 と整形外科で診断されても脚に痛みや動きの問題がない場合もあります。【神経の圧迫】という便利な言葉でひとくくりにすることは当院では行いません。同じ動きや姿勢を繰り返しても症状の出ている時と出ていない時はあります。     身体は左右対称、均等に作られてはいません。心臓、胃、肝臓を含め内臓の配置には左右差があります。握力や脚のチカラ、利き足等で左右差も出ます。だからといって歪み(ゆがみ)が大丈夫ということではありません。側弯症は女性の割合が圧倒的に多く、中学生頃からはじまるケースも数多く報告されています。良い歪み(前後のカーブ)と良くない歪み(側湾やカーブの減少等)

    目に見える歪みだけではなく、【あそび】や動きの少ない箇所も検査を行い、必要最小限の箇所を的確に施術致します。当院ではこの【あそび】の少なさ、過去の痛みを脳が覚えている為に起こる脳の誤作動、可動域の少なさを幾つかある要因のなかでも占める割合が大きいと認識しえております。



対処法・改善方法(頸椎ヘルニア·腰椎椎間板ヘルニア)

視診、触診、動きの検査、カイロプラクティック検査、整形外科検査法、姿勢分析ソフト、レントゲン画像分析(専用ソフト日本で2台のみ)、治療計画の作成、日頃の姿勢や注意点のアドバイス、運動指導、日常の意識・カラダと会話する方法、カイロプラクティックの施術(アジャストメント)

多角的にあなたのカラダを分析して、負荷の少ない施術を行いながら各種アドバイスをお伝えすることであなたと一緒にあなたのカラダについて真剣に向き合います。