こんな症状の方が来院されています

不眠とは眠くなくなるということではなく、寝ようとしても 寝られないことを意味します。 睡眠薬を使いたくないと思っている方は非常に多いです。 起きた時に疲労感が強かったり、思うような時間に起きれないからです。 「身体は疲れている、明日も朝から大事に会議がある、もう一度確認もしたいし、あと数時間しか寝られないけどとにかく休もう…」


症状

疲れているのに眠ることが出来ない、睡眠中にドキドキして起きる、 起きた時に身体が動かなかったり起き上がるチカラもない状態、 睡眠時間が不足しているので日中や仕事中も身体がだるくて眠く、 まるで時差ボケの感覚が続く これらが不眠・不眠の前兆です。 そして夜は「今日も寝つけなかったらどうしよう」という不安感が増します。 睡眠時には成長ホルモン、女性ホルモンの分泌が活性化します。 身体的疲労回復だけではなく、脳を休ませることで精神的疲労や脳に 集まる膨大な情報処理を休ませます。 生きていく上で必要な【寝る・休む】という行為。 睡眠時間が3時間ほどで十分な人や最低でも9時間は必要と 人それぞれです。 良質の睡眠をとるには寝るまでのメリハリとアプローチが必要です。



原因

メリハリという点でいうと交感神経(闘う・動かす)と 副交感神経(リラックス・休む)のはたらきが重要になります。


  • 大事な試験・面接・会議前には心臓がドキドキし手が汗ばみ、口が乾きます。
    この状態が交感神経が活発ないわゆる心身がオンの状態です。

  • 運動後、入浴後、夕食後に読書や音楽を聞いていると眠たくなります。
    この状態は副交感神経が活発な心身がオフの状態です。


あまりにも緊張しすぎる、考え事や、寝る直前の激しい運動は たとえ就寝中であってもアタマの中動いている交感神経がオンのままです。 身体と心のバランスが取れていないと寝ても疲れが取れない、寝たいのに 眠れないというアンバランスが生じます。

睡眠中のレム睡眠とはREM(Rapid Eye Movement) 目が活発に 動いている状態です。身体は休んでいますが脳は活動しています。 ノンレム睡眠は逆の意味で目がゆっくり動いている状態。 深く眠っているのでこの状態に目覚まし時計やアラームで起床するとカラダがだるくて起きにくくなります。 このレム、ノンレムのサイクルの安定、メリハリ、把握が大切です。 そうするためには神経の送受信を正しく行う状態にする必要があります。 カイロプラクティックは神経伝達の妨害を取り除きます。 それと同時にアプローチ法として身体に【いまから寝るよ】と伝えることも とても大切です。



対処法・改善方法(不眠)

  • 白色蛍光灯を使わず間接照明等で
  • 寝る直前の食事・飲酒を避ける
  • ベッドのなかでゲームやスマートフォンの強烈な光を浴びない
  • 日中に太陽光を浴びる 有酸素運動を行う
  • 入浴後に軽いストレッチを行う等の寝る前の習慣・ルーティーンをつくる
  • 眠れない場合は無理に寝ない
  • 睡眠時間にとらわれない 質を意識
  • 休日も少しだけ長く寝る程度


上記のポイントも意識しながらカイロプラクティックのチェックを お薦めします。カイロプラクティックは入眠のスイッチを円滑に促します。