こんな症状の方が来院されています

四十肩 五十肩の違いを知っていますか? 20歳、45歳、51歳で発症した場合は?
ある日突然症状が現れて数週間から数か月、1,2年苦しみ、突如として痛みが消える、そして反対の肩に再発するという例は多いです。 女性の方が割合は多いですがもちろん男性でも発症します。



症状

  • 肩が挙がらない
  • バンザイできない
  • 背中をかけない
  • 肩を回せない
  • 服を脱着するのに痛みを伴う
  • 洗顔、洗髪しにくい
  • 噛みしめが強い
  • キャッチボールできない
  • 肩を動かすとひじ付近まで痛みが走る

上記の症状があり、肩こりとは異なる【肩関節】に症状が現れ、動かした時に 痛みが現れる・増すことを通称【四十・五十肩】と呼びます。 年齢が近い方を呼び名に使うという日本独自の呼称です。 英語では「凍った肩」=「Frozen Shoulder」と一般的に呼ばれています。



原因

デスクワーク、毎日の作業、カバンの持ち方や日常の姿勢の負担が積み重なり発症すると考えられています。 使い過ぎ、使わなさ過ぎも一因となっていますが明確な原因は未だに不明です。 加齢に伴い柔軟性(可動域)の減不足を主張する医師もいますが、原因そして症状 が現れる【キッカケ】は依然として分かりません。 10代や20歳で発症する場合もあれば、80歳を越えても肩を問題なく動かせる人や 一生で一度も経験されないこともあります。


四十肩・五十肩の対処法・改善方法

正式名称は【肩関節周囲炎】【Adhesive Capsulitis】 なんとも漠然とした疾患名で「肩周辺の炎症」という状況を表しています。 効果的な対処法は日頃の運動習慣、体操とストレッチ、そして カイロプラクティックの施術になります。 ただ問題の性質によっては時間がかかる場合や、右肩の症状が収まっても 反対の左方に移る といった例もよくみられます。

  • 発症する年齢は関係ありません
  • 自分で決めつけない
  • 他の疾患、病気ではないかの見極め
  • 他の箇所に問題を併発している
  • 原因が他の箇所にある

肩の検査と同時に首、背中、腰のつながっている箇所もしっかりと検査を 行う必要があります。 その理由は肩、上腕の動きをコントロールしている神経が首を通っているからです。 そして痛み、冷たさ等の感覚も首を通って脳に情報が伝えられます。 肩だけに問題がある、肩には問題がない、肩と首に問題があることも考えられます。

当院では必要に応じて首や背中と同時に肩を治療することで治癒スピードを早めることを促します。 四十肩五十肩はニックネーム(呼称)に過ぎない。年齢で分類されているのは日本だけです。もちろん年齢に関係なく発症します。 年齢に関係なく自分自身の身体を知る、そして向き合うことで未然に防止することが出来ます。